今回は春風接人(しゅんぷうせつじん)です。
人には春風のように優しく接し、自分は厳しくあれ、という、以春風接人、以秋霜自粛 という言葉の前の部分で、人に優しく接する、ということです。「春風接人(しゅんぷうせつじん)」と書いてあれば、人に優しく、自分に厳しく、という意味にとって良いでしょう。
そこはやっぱり平等に行きたいじゃないの。
え!
いや、自分に厳しすぎるのもどうかと思うよ。
だって、自分に厳しい人はそれを当たり前だと思ってしまうでしょ。
そういう人には、他の人が頑張って無いように見えちゃう。
ですから、他の人には優しく、って言っているわけです。
いや、身も心も、ゆるい人ゆえの優しさもあるでしょ。
言いたいけど、言えない感じですか。
それそれ!それが大切よ。
まあ、優しさは人それぞれですからね。
出典は「言志四録」でした。