今回は春風煦育(はるかぜあたたかくいくす)です。
あけましておめでとうございます。
この形式めっちゃ久しぶりだね。どういう言葉なの?
念頭寛厚的、如春風煦育 万物遭之而生 いつも心が穏やかで優しい人はさわやかな春風のように万物を育む。という「菜根譚」のことばです。
新春にふさわしい言葉だね、そういう優しい気持ちで一年を過ごしたいね。
とは言え、この言葉には続きがあって、念頭忌刻的 如朔雪陰凝 万物遭之而死 いつも心が人の能力や努力を妬み、つらく当たる人は雪のようにように凍えさせ万物を絶えさせる。と続きます。
ま、まあ、とにかく、人に優しくした方が良いってことだね。
自分に厳しい人はまず人に優しくすることで、その方が良いのだ、と気づいて自分も大切にできるようになります。これは非常に大切なことです。
お、たまにはいいこと言うね。
出典は「菜根譚」でした。