かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

望洋興嘆(ぼうようこうたん)

f:id:KAERUSAN:20200604202854j:plain

 

f:id:KAERUSAN:20200307235526g:plain 今回は望洋興嘆(ぼうようこうたん)です。

 

f:id:KAERUSAN:20200307234839g:plain 考え方や哲学などで、大きなものに対して自分の小ささを嘆くことです。

 

f:id:KAERUSAN:20200307195817g:plain それで、何で、望洋なの、知恵や哲学を海に例えてるのかな。

 

f:id:KAERUSAN:20200307200157g:plain そうです、この言葉は「荘子」のたとえ話です。

 

f:id:KAERUSAN:20200307194817g:plain 「荘子」の妄想話だな。

 

f:id:KAERUSAN:20200307231453g:plain 河の精が、海に行ってその広さを見て自分の知識や見識の狭さを思い知って嘆く、という話です。

 

f:id:KAERUSAN:20200307195607g:plain へー。

 

f:id:KAERUSAN:20200307194435g:plain 「荘子」には「望洋向若而嘆」とあります。ですから「望洋之嘆」とも言います。

 

f:id:KAERUSAN:20200307194817g:plain 意味は同じでも字がそのままじゃないのね。

 

f:id:KAERUSAN:20200307235526g:plain 出典は「荘子」でした。