今回は望洋興嘆(ぼうようこうたん)です。
考え方や哲学などで、大きなものに対して自分の小ささを嘆くことです。
それで、何で、望洋なの、知恵や哲学を海に例えてるのかな。
そうです、この言葉は「荘子」のたとえ話です。
「荘子」の妄想話だな。
河の精が、海に行ってその広さを見て自分の知識や見識の狭さを思い知って嘆く、という話です。
へー。
「荘子」には「望洋向若而嘆」とあります。ですから「望洋之嘆」とも言います。
意味は同じでも字がそのままじゃないのね。
出典は「荘子」でした。