かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

校書掃塵(こうしょそうじん)

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f:id:KAERUSAN:20200307235526g:plain 今回は校書掃塵(こうしょそうじん)です。

 

f:id:KAERUSAN:20200307234839g:plain 校合(こうごう:きょうごう)作業は何度やってもカンペキにならないということ、です。

 

f:id:KAERUSAN:20200307200433g:plain 「校合」?

 

f:id:KAERUSAN:20200307234839g:plain 写本や、すでに出版された本の文章の違いをチェックして書きだす作業です。または折丁(おりちょう)や版型、落丁などを書き出す作業です。

 

f:id:KAERUSAN:20200307200433g:plain 「写本」?「折丁」?

 

f:id:KAERUSAN:20200307200157g:plain 「写本」は書き写された本、本を書き写すこと、を意味します。

 

f:id:KAERUSAN:20200307200433g:plain 写本は判るけど、すでに出版された本なんてみんな一緒じゃないの?

 

f:id:KAERUSAN:20200307200157g:plain 出版された本も、文章が違う異本もありますから。

 

f:id:KAERUSAN:20200307200433g:plain 「異本」?

 

f:id:KAERUSAN:20200307231453g:plain 同じ原典をもとにしている同じ書物でも、文章や構成が相当程度違っている本です。

 

f:id:KAERUSAN:20200307234839g:plain 昔の本は写本の過程などでこういうことは良くあります。普通の本は「定本」「流布本」などと言います。

 

f:id:KAERUSAN:20200307234839g:plain 「異本」は珍しい本も指します。

 

f:id:KAERUSAN:20200307200433g:plain なるほど、そういう違いとかを見るのが「校合」か。

 

f:id:KAERUSAN:20200307231453g:plain そうです。

 

f:id:KAERUSAN:20200307200433g:plain 「折丁」は?

 

f:id:KAERUSAN:20200307235526g:plain 本は1ページづつ印刷しているわけではありません、大きい紙にまとめて何ページも印刷して、それを折って重ねて本にするわけです。

 

f:id:KAERUSAN:20200307200157g:plain その時の大きな紙を「折丁」と言います。ですから折丁の構成などを書き出すわけです。

 

f:id:KAERUSAN:20200307200433g:plain へー、その「校合」はいくらやってもカンペキにはならないよ、ってことなのかな。

 

f:id:KAERUSAN:20200307200157g:plain そうです、部屋掃除をしてもチリは完全には無くならないでしょ。

 

f:id:KAERUSAN:20200307231234g:plain だから「校書掃塵(こうしょそうじん)」なのか。

 

f:id:KAERUSAN:20200307235526g:plain そういうことです。

 

f:id:KAERUSAN:20200307235526g:plain 出典は「夢渓筆談(むけいひつだん)」でした。

 

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