今回は極安楽法(ごくあんらくほう)です。
最も楽な生き方は、競わずに譲る、満ち足りるより分け与えよ、という生き方です。
全然、大変で聖人みたいじゃん。
人の苦しみは、「勝ちたい」「認められたい」「こうでなくてはいけない」からくるので、それを捨てれば一番楽だ、ということです。
えー!そんなものかね。
楽だけど、楽しいか、と言われればそうでもない気は致します。
競う気持ちは、自己成長の判りやすい源ですからね。
ただ、「競う」は手段ですから、目的化しないようにしたいですね。
「自己成長」が目的なの?
それしか面白くないでしょ。
うーん、そうなのかな。
出典は「菜根譚(さいこんたん)」でした。