今回は槐門棘路(かいもんきょくろ)です。
政治のとっても偉い人たちを指します。
何となく偉そうだけども、
中国の周(しゅう)の時代から始まった「三公(さんこう)」というお役人の政治の最高位があるのですが、朝廷に槐(えんじゅ)を3本植えて、三公の座る場所を示したので、「三公」は別名「槐門(かいもん)」と言います。
「三公」ってどんな官位だっけ?
時代によって違うんですよ。秦とか漢だと、丞相、大尉、御史大夫、でした。
後漢からは、大尉、司徒、司空と言います。
あー、後漢時代の「三国志」とかに司徒とか出てくるね。
そうです、そして「九卿(きゅうけい)」の所には棘(いばら)を植えたのです。ですから「九卿」の別名は「棘路(きょくろ)」と言います。
植木が目印だったんだ。なんかちょっとかわいい感じだな。
周王朝って、始皇帝の前ですからね。