
今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。
今回は「水地比 象伝」です。

卦辞は「比 吉 原筮元永貞无咎 不寧方来 後夫凶」ひはきちなり たずねうらないてげんえいていなればとがなし やすらかざるものもまさにきたらん こうふはきょう。
象伝は「象曰 地上有水 比 先王以建萬國 親諸侯」しょういわく ちじょうにみずあるはひなり せんおうもってばんこくをたて しょこうをしたしむ。
上に「坎(水)」があり、下に「坤(地)」があり、密接にくっついている、それを「比」と言っています。とっても親しいイメージですね。
だからこそ、卦辞では、遅れてくるものを受け入れません。
親しいゆえに、後回しにされたら仲間じゃないって感じになるのか。
そういうことですね。「水地比」は伝説の「夏王朝」の「禹」が、治水のための呼びかけに対し遅れた「防風氏(神話上の神様)」を処刑した話が元になっているとも言われます。
遅れたら処刑されたのか。





