今回は水火既済（すいかきせい）です。
易の六十四卦の一つです。小さなことは亨（とお）る。始めは上手くいくが、後半に気を付けましょう。という卦です。
悪くない、ってこと？
水火既済（すいかきせい）は下三本が火のイメージの「離（り）」西洋占星術では目標に向かう「太陽」、上三本が水のイメージの「坎（かん）」です。西洋占星術では安心感、成長に向かう「月」と対応します。
易は下から読むんでしょ、真っ黒い棒が「陽」、真ん中が白く抜けているのが「陰」でしょ、交互だからバランスいいんじゃないの？なんで小さなことしか通らないの？
バランスは良いから「既済（きせい）」すでになる、とあるのですが、上手くいったからこその後の乱れに気を付けないといけない、ということなのです。最後まで慎重にということですね。
最初から慎重であれ、ってことなのか、なるほど。
