
今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。
今回は「水風井 三爻 象伝」です。

「三爻」の爻辞は「井渫不食 為我心惻 可用汲 王明 並受其福」せいさらえどもくらわれず わがこころのいたみをなす もってくむべし おうあきらかなれば ともにそのふくをうく。です。
象伝では「象曰 井渫不食 行惻也 求王明 受福也」しょういわく いさらえたれどもくわれずとはいくものいたむなり おうのあきらかならんことをもとむるはふくをうけんとてなり。
「水風井 三爻」は「陽位に陽」で正しく強い、要するに井戸をさらってキレイにした。しかし、認められない、飲まれないので悲しいけど、しっかり頑張っているのだから王が立派であれば、それを引き上げるべきだ。そうであれば福を受けることが出来るだろう、といっています。
そして「水風井 三爻」は「上爻」に応じています。「上爻」は素晴らしい美味しい水をみんなで飲めるようにしておくために蓋を閉めないようにしましょう。というイメージです。
しっかり飲まれる未来に繋がっているんだ。
そして比した「四爻」は、井戸の内側をしっかり修繕する。という内容で「三爻」と繋がっています。
「三爻」は引き続き励むイメージだね。
そして卦の骨格を見る「互卦」を見ても「水風井」の「二・三・四爻」を下互卦、「三・四・五爻」を上互卦とし、合成すれば「互卦」が出ます。「水風井」の「互卦」は「火澤睽」です。
今は飲まれないけど、飲まれるように努力するイメージが似ているんだね。


