今回は河図洛書(かとらくしょ)です。
とっても珍しく、価値のある本のことです。
「易」の元になった、と言われるもので、河図(かと)は、伝説の皇帝、伏羲(ふくぎ)が黄河で見つけた馬に書かれていた図で「河図図(かとず)」と言います。
馬に描かれてた?
まー、まー伝説ですから。
伝説の夏王朝の始祖の「禹(う)」が、黄河で見つけた亀に書いてあった図を「洛書図(らくしょず)」と言い、後の周王がそれを元に「易」を作った、となっています。
馬とか亀に?
まーまー、伝説ですから。
それで、重要な貴重な本のことを言うようになったんだね。
そうです、略して「図書」と言う言葉が出来た、とも言われていますが、後付けのエピソードと言う人もいるようです。
出典は「易経」でした。