今回は浩然之気(こうぜんのき)です。
おおらかな気持ち、天地にみなぎる生命の源となる気。
は?何そのセットは?
孟子の言葉で、人の道を正しく行っていれば自然に大きくなる力、と言うことです、かと言って浩然之気(こうぜんのき)を慌てて育てることは出来ないとも言っています。
孟子はそれがあるって言うの?まー大きく出たわね。
この時に、慌てて、苗を育てようとして引っ張るようなことをしてはいけない、と言っていますが、その言葉が「助長(じょちょう)」の語源となっています。
え、「助長」って、植えた苗を引っ張るって、ダメな意味なの?成長を助ける良い意味だと思ってた。
元は助けようとしてかえってダメにしてしまう意味です。
ですが、今は良い意味でも使うようです。さらに著しくすること、と言う意味もあります。
字が「助ける」「長い」だから、良い意味になっちゃったんだね。
出典は「孟子」でした。