今回は滞言滞句(たいげんたいく)です。
もとは仏教の言葉で、経典を言葉だけで理解しようとする愚かさをいった言葉です。
行間を読まない感じかな。
そういうことです。言葉だけで理解しようとするとどうしても誤解がありますし、例えば心がけの話となると言葉そのままで聞いては本当に大切なことを見失ってしまいます。
例えば?
人に優しくすることと甘やかすことの違いは状況やその時に至る話の流れなどで意味が変わってきますよね。
そうだね、頑張って上手く行かなかった人に対して、ただ厳しくするのはちょっと違うだろうし、甘やかすようでも自発性を持てるようになることを信じて優しくすることが大切な時もあるよね。