
今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。
今回は「澤水困 二爻 象伝」です。

「二爻」の爻辞は「困于酒食 朱紱方來 利用亨祀 征凶 无咎」しゅしにくるしむ しゃふつまさにきたらんとす もってきょうしするによろし ゆけばきょう とがなし。です。
象伝では「象曰 困于酒食 中有慶也」しょういわく しゅしにくるしむとは ちゅうにしてよろこびあるなり。
「澤水困 二爻」は「中」を得ていますし、「初爻」「三爻」と比していますが「五爻」に応じていません。
比しているとは言え「初爻」「二爻」「三爻」全て位不正です。
「下卦」の「坎」はみんな不正だよね、だから苦労する感じなんだね。
繋がっている感はあるけど、結局、「五爻」には応じていないので、慌てずしっかり成長して待つことが大切です。「お酒」には夢を見る=酔う。飲み過ぎる=溺れる。イメージがあります。
なるほど。
そしてお酒には儀式のイメージも欠かせません。
卦の骨格を見る「互卦」を見ても「澤水困」の「二・三・四爻」を下互卦、「三・四・五爻」を上互卦とし、合成すれば「互卦」が出ます。「澤水困」の「互卦」は「風火家人」です。



「風火家人」は家庭内でしっかりやるべきことをやるイメージもあるけど、自分の内面をしっかりさせるイメージもあるね。
易の「三線形」のイメージには「家族」のイメージもありますからね。
「乾が父」「坤が母」とかそういうやつか。
「震 長男」「巽 長女」「離 次女」「坎 次男」「兌 三女」「艮 三男」です。
なるほど、心の要点を家族に例えてるんだね。