
今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。
今回は「火天大有 四爻 象伝」です。

四爻は「匪其彭 无咎」そのさかんなるにあらず とがなし。
象伝では「象曰 匪其彭 无咎 明辨晰也」しょうにいわく そのさかんなるにあらず とがなきはめいべんせきたるなり。
「四爻」は「陰位」に「陽」で応じていませんし、「三爻」に比してもいません。しかし「尊位」である「陽位に陰の謙虚な君主」に比しています。
それをしっかり見習うことで大きな態度を取らず謙虚にすることが大事です。
なるほど。
さらに「上卦」は「離(り:太陽、車輪)」ですから、「太陽」の明るいイメージがあるので、それが賢いイメージになっています。
頭が良いことを明るい、って言うもんね。





