
今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。
今回は「火澤睽 上爻 象伝」です。

上爻は「睽孤 見豕負塗 載鬼一車 先張之弧 後說之弧 匪寇婚媾 往遇雨則吉」そむきてこなり いのこのどろをおうをみる おにをいっしゃにのす さきにはこれがゆみをはり のちにはこれがゆみをとく あだするにあらずこんこうせんとす ゆきてあめにあえばすなわちきち。
象伝では「象曰 遇雨之吉 群疑亡也」しょういわく あめにあうのきちなるは ぐんぎほろぶればなり。
もう全然、何いっているか分からないよね。
「火澤睽」は背きあっている、要するに疑いがあるわけです。「豚」は象徴的に「月」的、自分の”安心感”のイメージです。その豚が雨で洗われることで安心し疑いが晴れると言っています。
そういうことなんだ。
そして「車いっぱいのお化け、鬼」も「車」は貴人が乗るものですから、こちらも”無意識が不安や疑いでいっぱいと言えます。
弓を張る、これも自分の技術や知識を磨くイメージや、使命に向かうイメージです。弓は「三日月」の形です。そのため自分の成長による安心感を意味します。
人は自分の能力を生かしていないと不安になりやすいですからね。
ふーん、なるほど。
努力することで様々な疑いが晴れる、物事が実現するイメージを「結婚」という象徴で表現しています。
良かった良かった。
そして「火澤睽 上爻」は「陰位に陽」で強過ぎるイメージもあるため疑いも生じます。しかし比した「五爻」で「膚(はだえ、肉)を噛む」とあるので、それを「肉を食べる」と読めば「成長する」と解釈できます。
食べて成長するのはタロットとか星座も同じイメージだね。
易でも「食べる」は成長のイメージです。「火風鼎」や「酒を飲む」などの飲食のイメージですね。
それによって応じた「三爻」の恐れもぬぐい去り、「三爻」にあったように「終り有」という爻辞にもつながります。
最終的に良くなることができる、ということだね。
しっかり頑張ってやるべきことをしないでいるからこそ疑いばかり出てきちゃう、ということか。
そういうことですね。
