今回は烏白馬角(うはくばかく)です。
ありえないことです。
白いカラスと角のある馬、ってこと?
そうです。
そりゃ、いないけど。
この言葉は出典が難しいです。このような内容の言葉はたくさん語られていますが「烏白馬角(うはくばかく)」という言葉は曹植(そうしょく)の「精微篇」にあります。
しかしカラスが白い、馬に角、という内容は「燕丹子」「論衡」「史記」などにも出ています。
曹植より後の時代の鮑照(ほうしょう)の「代白紵舞歌詞」にも「烏白馬角(うはくばかく)」は出ています。
なんだか、よく判らないけど、どこでもいいんじゃない?
要するによく使われる言葉ってことです。
なるほど。
出典は曹植(そうしょく)の「精微篇」でした。