かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

烏飛兎走(うひとそう)

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f:id:KAERUSAN:20190328233856g:plain 今回は烏飛兎走(うひとそう)です。

 

f:id:KAERUSAN:20190328231804g:plain 時の流れはあっという間だ、と言うことです。

 

f:id:KAERUSAN:20190328231523g:plain え、カラスが飛んで、ウサギが走るんじゃないの?

 

f:id:KAERUSAN:20190328230731g:plain それが時の流れはあっという間だ、と言うことなのです。

 

f:id:KAERUSAN:20190328235320g:plain 何で?

 

f:id:KAERUSAN:20190328231804g:plain 中国では、月にすむ「玉兎」太陽にすむ「金烏」、と言うことで「烏兎」は月日を意味します。

 

f:id:KAERUSAN:20190328231912g:plain 太陽は暑そうだな。

 

f:id:KAERUSAN:20190328234111g:plain それを言ったら月だってすめませんよ。温度は、だいたい110度からー170度ですよ、それに空気が無いんですから。

 

f:id:KAERUSAN:20190328234706g:plain けっこう、きついね。

 

f:id:KAERUSAN:20190328234845g:plain で、まあ、カラスが飛んで、兎が走れば、時はあっという間に流れる、と言うことですね。

 

f:id:KAERUSAN:20190328232129g:plain 「兎走烏飛(とそううひ)」と書いてもかまいません。実際に元になった詩の冒頭は「兎走烏飛(とそううひ)」と始まります。

 

f:id:KAERUSAN:20190328231912g:plain 詩の言葉なんだ。

 

f:id:KAERUSAN:20190328233856g:plain 荘南傑(そうなんけつ)は唐の時代の詩人です。

 

f:id:KAERUSAN:20190328233856g:plain 出典は荘南傑の「傷歌行」でした。