今回は眼光紙背(がんこうしはい)です。
文章、書物の内容を、奥の深い部分までしっかりと理解すること。
読書眼透紙背、と言うのがもとです。
眼光紙背(がんこうしはい)に徹す。の略でございます。
漢文だから、中国かな。
いや、日本です。塩谷宕陰(しおのやとういん)が人物を評した文章の一部です。
誰やねん。
幕末の頃の儒学者です。アメリカのフィルモア大統領が日本に黒船を派遣した頃ですね。海防の本とか書いてました。
ペリーをよこした人か。幕末に来たアメリカさ、幕末の話しみていると、その後はドイツとかフランスとか、イギリスしか出てこないじゃん、アメリカは?
南北戦争で日本どころじゃないですよ。
あー、そうか。
出典は、塩谷宕陰(しおのやとういん)が安井息軒(やすいそくけん)を評した文章の一部でした。