かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

石破天驚(せきはてんきょう)

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f:id:KAERUSAN:20200917160743g:plain 今回は石破天驚(せきはてんきょう)です。

 

f:id:KAERUSAN:20200917154444g:plain 大変驚くほど素晴らしいこと、元は竪琴の腕前のすばらしさを表現した詩の中の言葉です。

 

f:id:KAERUSAN:20200917154452g:plain あ、そうなの、もっと乱暴な破壊的なことかと思った。

 

f:id:KAERUSAN:20200917154446g:plain 竪琴?

 

f:id:KAERUSAN:20200917154444g:plain 「箜篌(くご)」という弦楽器で、置くタイプのハープって感じの古代東アジアで使われた楽器です。

 

f:id:KAERUSAN:20200917154452g:plain どうやって、楽器が上手なのを「石破天驚(せきはてんきょう)」で褒めるのよ?

 

f:id:KAERUSAN:20200917154455g:plain 神話の女神が、天の破けた所を石で直した、という話があるのですが、演奏が素晴らしすぎて、その石が崩れて、水が漏れだし、天上の世界は驚いたが、その水が秋雨になって降ってきた。

 

f:id:KAERUSAN:20200917154500g:plain みたいな感じです。

 

f:id:KAERUSAN:20200917154449g:plain なるほど、かなり大げさだな。

 

f:id:KAERUSAN:20200917160743g:plain 出典は詩人の李賀の「李憑箜篌引」でした。