今回は箪食瓢飲(たんしひょういん)です。
質素な食事。質素な生活のこと、です。
カンタンに言うと「箪」は、ご飯を入れるもので、「瓢」は飲み物を入れるものです。
孔子が、弟子の質素な生活に負けず、学問にうち込む姿をみて、たいしたものだ、とほめた時の言葉です。
別に裕福なのが悪いわけじゃないでしょ。
そうですね、でも、貧しさの中でも、学問に喜びを見出して打ち込むことは、立派な人間にしか出来ない、と思ったのでしょう。でも、学問の楽しさがあったからこそ、貧しさにも耐えられたのかもしれませんね。
裕福でも、どっちにしても、学問に打ち込むまではしないけどね。
出典は「論語」でした。