今回は耳食之談(じしょくのだん)です。
聞いただけの話で食べたことが無いものの味を知ったような気持ちになってしまうこと、話を聞いただけで深く考えずに信じてしまうこと、です。
でも、けっこうそんなもんだよね。
そうかもしれませんね。人は判りやすい話を信じやすいですからね。
真実であることより面白いニュースの方が受け入れられるよね。
そうですね。
「史記」には 耳食無異 と出ていまして「耳食之談(じしょくのだん)」の出典としている資料も多数あります。こちらが出典と言って差し支えないでしょう。
「耳食之談(じしょくのだん)」とそのまま出ているのは「茶余客活」です。
出典は清の阮葵生の「茶余客活」でした。