今回は腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)です。
七十二候の1つで、二十四節季の芒種のうちの次侯にあたります。だいたい、6月11日から15日くらいの期間です。七十二候は二十四節季を3つに分けたものです。
???くされ、たるくさ、ほたる??くさほたる??
腐草(くちくさ)は蛍のことです。
蛍のなにが腐ってんの?
腐った草が蛍になった、と言う「礼記」の故事からそう呼ばれるようになりました。
要するに、蛍が出てくる時期ってことね。
そうです。
蛍って、キレイで見つけると嬉しい気分になるよね~☆
でも、絶対なりたくない。
ま、まあ、別になりたくないですけど、どうしてですか。
そりゃ、おしりが光ったら困るじゃん。説明に困るよ。
たしかに。
そして次が、芒種の末候「梅子黄」(うめのみきばむ)だいたい、6月16日から20日くらいの期間です。
きばむ、って、色づくとか、もうちょっと言い方無かったのかね。
そして次が、夏至の初候「乃東枯」(なつかれくさかるる)だいたい、6月21日から26日くらいの期間です。
何の草なの、枯れたのは判るけど。
ウツボグサ(靫草)のことで、別名が「夏枯草(かこそう)」です。冬に咲いて、夏に枯れるという花です。
そして次が、夏至の次候「菖蒲華」(あやめはなさく)だいたい、6月27日から7月1日くらいの期間です。
そして次が、夏至の末候「半夏生」(はんげしょうず)だいたい、7月2日から7月6日くらいの期間です。
あ、「半夏生」(はんげしょう)だと思ってた。
いや、それでいいんです、「半夏生」(はんげしょう)は「雑節」の1つで、季節の移り変わりを示すための特別な日です、節分や、八十八夜もそうです。
ふーん、「はんげ」が生えてくるの?
そうです「半夏(はんげ)」は「烏柄杓(からすびしゃく)」のことです。
タコを食べるよね、にわとりさんは、たこ焼きですますけど。
稲穂がタコのように吸い付いて根付いて欲しい、と言う願掛けのようです。
そして次が、小暑の初候「温風至」(あつかぜいたる)だいたい、7月7日から7月11日くらいの期間です。
「小暑」なのに暑そうだな。