今回は良薬苦口(りょうやくくこう)です。
厳しい忠告こそ、自分のためになる、ということです。
いや、言いたいことは判るよ、でもね、人間はそんなに簡単なもんじゃないよ。
ハッキリ言ってね、厳しい忠告を聞いて思うのは、
そんなのにわとりさんが一番わかってるよ!!
…でも、めんどくさいの、黙って忘れて、
って、思うのよ。
要するに嫌な気分になるだけなのよ。
あなたはそれでも言うの?言ってしまうの?ってことよ。
そこまで言われちゃ、言っても仕方ないですね。
この言葉の出典は難しいです。
いつもの一文字なんかが挟まってる、とかそういうやつか。
「良薬苦口」と直接書いてなくても、一般的には「韓非子」「孔子家語」「三国志」などに同じ意味で出ております。
「良薬苦於口」なんて感じですね。
もうそれでいいよ、ピッタリ文字が同じのを探して後の時代のとかが出てくると変な感じだし。
意味としては同じで「毒薬苦口」というのが「史記」に出ています。
「毒」かー、ちょっとそれはダメだな。
でも意味は同じなんですよ。
いや、「毒」はちょっと心象が違っちゃうな。
まあ、この辺は意味だけ知っておいて、こだわらないのも手ですよね。
出典自体が要らないんじゃない?
いや、やっぱりあると安心感がありますよ。