今回は荷衣蕙帯(かいけいたい)です。
仙人など超越したイメージの人が着る服のことです。
どんなの着るの?
蓮の葉で作った衣服に、香草で作った帯、ということです。
え!全部葉っぱじゃん!!
安上がりでしょ。
いやいや、捕まりかねませんな。
いや、超越してなくてもいいからきちんとした服を着たいよ。
あ!にわとりさん、にわとりだから、そもそも着てないや。
「楚辞」には 荷衣兮蕙帯 と書いてあります。
「兮」?
「兮(けい/げい)」は韻文に用いられる助字、置き字、語調をととのえる、疑問、禁止などなどを表したりします。
まあ、にわとりさんは使わないわ。