かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

董狐之筆(とうこのふで)

f:id:KAERUSAN:20211220180017j:plain

 

f:id:KAERUSAN:20210105140255g:plain 今回は董狐之筆(とうこのふで)です。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140243g:plain 権力など政治的圧力に屈せず真実を書き残すことです。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140208g:plain 字が上手なのかと思った。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140243g:plain 「董狐(とうこ)」という人物が大臣の行いを批判し訂正を拒否したことからこの言葉が出来ました。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140235g:plain ちなみに話は「春秋左氏伝」に載っているのですが「董狐之筆(とうこのふで)」とは出ていません。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140206g:plain 何を正直に書いたの?

 

f:id:KAERUSAN:20210105140223g:plain 国王が死んだ時に対立していた大臣が殺した、と書いたのですが実際は大臣の弟が犯人でした。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140152g:plain 合ってないじゃん!!!

 

f:id:KAERUSAN:20210105140134g:plain そこで大臣は違うから直して欲しい、と言いました。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140154g:plain そりゃ、そうでしょ。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140139g:plain でも「董狐(とうこ)」は、弟を止めてもないし、その後咎めてもいない、ということで、殺したのと変わらない、と決して訂正に応じませんでした。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140152g:plain 意訳じゃん!!!

 

f:id:KAERUSAN:20210105140232g:plain 主観的な記録だなぁ。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140246g:plain そうですよね。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140243g:plain 出典は「春秋左氏伝」でした。