今回は蘭亭殉葬(らんていじゅんそう)です。
美術品や骨とう品を愛する気持ちが強いこと、です。
これは唐の皇帝「李世民」が書聖、王義之(おうぎし)の作品を自分のお墓に全部入れちゃったことが話の元だね。
そうです、李世民が全部持って行っちゃったので王義之の作品を直接見ることはもう出来ません、だからこそ、もう誰も王義之を抜くことは出来ないのです。
でも、見たいよね。
その「でも、見たい」がより神秘性を高めるのです。
そして「唐」は騎馬民族の人たちの王朝ですから、だからこそ「漢民族」に敬意を払ったパフォーマンスとも言えます。
昔の人は頭いいね。
出典は「蘭亭記」でした。