かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

衆妙之門(しゅうみょうのもん)

衆妙之門

 今回は衆妙之門(しゅうみょうのもん)です。

 

 人々は陰陽、明暗、優劣、善悪、などを違うものとして考えますが、その根本は同じである、同じであるが、それが世に出て来ると、別の名で呼びます。このことを「玄」という。そして「玄のまた玄」その元であるものが出て来るのが「衆妙之門(しゅうみょうのもん)」です。

 

 いや、もう全然判らない。

 

 人々は本質が同じものを違う名で呼びます。

 

 それがもうよく判らないよ。

 

 人間が嬉しい、を作るためには悲しい、が無くてはいけないですよね。

 

 えー、そういう難しい感じの話なんだね。

 

 この「衆妙之門(しゅうみょうのもん)」は四字熟語で、簡単に説明するような言葉じゃないんです。

 

 老子のじいさんは訳分かんないだよな。

 

 「玄の中の玄」それが出て来る場所、それが「衆妙之門(しゅうみょうのもん)」なのです。

 

 そうなのね。

 

 出典は「老子」でした。