今回は言近旨遠(げんきんしえん)です。
判りやすい言葉で深い意味があること、を意味します。
へー、例えば何だろう?
判りやすくて意味が深いですから、「疑事無功(ぎじむこう)」とかどうでしょう?
判りやすくないじゃないの?、疑ってやってもダメだから自分を信じてやりなさい、みたいなことでしょ。
史記ですし、漢字も簡単でしょ。
でも、それじゃないでしょ、例えば、
「焼肉」かな。
それは簡単ですけど、
「焼肉」は美味しい、とっても美味しい、でも命が失われていることを忘れてはいけない、自分がそれを頂いて生きていることを自覚して、感謝の気持ちで味わうべきなんだよ。
そう思うと、一日一日にも感謝が生まれ、世界に対して貢献したい気持ちもわいてくるわけよ。
そんなこと考えて焼肉を食べてるんですか。
ううん、今考えたんだけど。
なんか、我々の例えはダメみたいですね。
にわとりさんの「焼肉」は結構イイじゃない。
出典は「鏡花縁(きょうかえん)」でした。
ただ、「孟子」に 「言近指遠者、善言也」とありますので「言近指遠」が「言近旨遠」出典と考えれば「孟子」と考えることも出来るでしょう。
どっちでもいい感じのやつだ。