今回は託孤寄命(たくこきめい)です。
一国の政治を任せられる人物を意味します。
そうなの?
「論語」には「可以託六尺之孤、可以寄百里之命」とあります。
???どういうこと?
「六尺之孤(りくせきのこ)」は、幼くして残された君主、です。
ですから、その君主を支え、国の命運を任せられる人、ということです。
「可以託六尺之孤、可以寄百里之命」、略して「託孤寄命(たくこきめい)」か。
「託孤寄命(たくこきめい)」は、宋の羅大経「鶴林玉露」に直接出ています。
じゃあ、そっちが出典なの?
そう言っても良いですが、元は「論語」であることを知っておく方が大切です。
「論語」で覚えていいの?
それで構いません、有名な「託孤寄命(たくこきめい)」「六尺之孤(りくせきのこ)」共に有名な言葉で「論語」の言葉として広く知られています。