かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

詠雪之才(えいせつのさい)

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f:id:KAERUSAN:20180407154520g:plain 今回は詠雪之才(えいせつのさい)です。

 

f:id:KAERUSAN:20180407154520g:plain 文才のある女性のことです。

 

f:id:KAERUSAN:20180407160235g:plain 女の人限定なんだね。

 

f:id:KAERUSAN:20180407154520g:plain そうです、謝安(しゃあん)と言う人が、降ってきた雪を見て、この雪は何に見えるか、と聞いた所、甥は「塩を撒いたみたい」と言い、姪の謝道韞(しゃどううん)は「柳絮(りゅうじょ:綿毛のついた柳の種子)が風に流されるのには及ばない」と言ったのがこの言葉の初めです。

 

f:id:KAERUSAN:20180407155707g:plain 雪を詠む、から詠雪ね。その甥は、おバカまる出しだね。塩って何よ。

 

f:id:KAERUSAN:20180407160054g:plain そこから「柳絮(りゅうじょ)の才」とも言います。

 

f:id:KAERUSAN:20180407154520g:plain 謝道韞(しゃどううん)は、書聖、王羲之(おうぎし)の次男、王凝之(おうぎょうし)の妻となりました。

 

f:id:KAERUSAN:20180407163341g:plain おー良く判らないけど、なんか、ものすごい感じだ!!

 

f:id:KAERUSAN:20180407154520g:plain 出典は「晋書」でした。