今回は詠雪之才(えいせつのさい)です。
文才のある女性のことです。
女の人限定なんだね。
そうです、謝安(しゃあん)と言う人が、降ってきた雪を見て、この雪は何に見えるか、と聞いた所、甥は「塩を撒いたみたい」と言い、姪の謝道韞(しゃどううん)は「柳絮(りゅうじょ:綿毛のついた柳の種子)が風に流されるのには及ばない」と言ったのがこの言葉の初めです。
雪を詠む、から詠雪ね。その甥は、おバカまる出しだね。塩って何よ。
そこから「柳絮(りゅうじょ)の才」とも言います。
謝道韞(しゃどううん)は、書聖、王羲之(おうぎし)の次男、王凝之(おうぎょうし)の妻となりました。
おー良く判らないけど、なんか、ものすごい感じだ!!
出典は「晋書」でした。