今回は貯食散布(ちょしょくさんぷ)です。
種子散布の一種です。植物の種子、どんぐりなどをリスや鳥が貯めておくために地面に埋めるのですが、埋めたまま忘れてしまうことがあります、その忘れたものが発芽していく、という形の子孫繁栄の方法です。
植物が動物に埋めてもらうんだね。
そうです。
種子散布の一種ってことは他にはどんな種子散布があるの?
風で種子を飛ばす「風散布」、たんぽぽなどがあります。
「動物散布」は「貯食散布(ちょしょくさんぷ)」と「付着型」「被食型」があります。
「付着型」は人の服や動物にくっついて広がります。「オナモミ」などがそうです。
とげとげの実のやつか、子供のころ投げて友達にくっつけたりしたわ。
「被食型」は動物が食べて糞と一緒に種を散布します。
後は「自力散布」、自分で弾けたりして広がります。「ホウセンカ」などがそうです。
へー、いろいろあるね。