今回は載籍浩瀚(さいせきこうかん)です。
書物がたくさんあることです。
え、それだけ?
本がたくさんある、っていうより雰囲気があるでしょ。
本がたくさんある、でいいけど。
「載籍(さいせき)」は本のことです。
本でいいじゃん。「載籍(さいせき)」なんて言ったこと無いよ。
「浩瀚(こうかん)」は、たくさんある、ということです。
「浩」は、ひろい、おおい、ゆたか、などの意味があります。
人名の「浩」さんは、そういう意味なのか、良い意味だね。
「瀚」は、ひろい、ということです。
え!こっちの方がめんどくさい字なのに。
出典は「文心雕龍(ぶんしんちょうりゅう)」でした。
「文心雕龍(ぶんしんちょうりゅう)」?
中国最初の文学理論書です。六朝時代のころの本です。
へー、一生読まないと思うけど、そうなんだ。