今回は遠走高飛(えんそうこうひ)です。
遠くへ逃走すること、です。地方に逃れるようなイメージです。
いわゆる「高飛び」だ。
ドラマでしか見たこと無いけど。
この言葉は、出典が難しいのですが「遠走高飛」と書いてあるのは「老殘遊記」です。
なんですかそれは?
清の時代の小説です。1904年に発行されました。
ただ「高飛遠走」と書いてあるのは「後漢書」です。
あら、聞いた瞬間にもう忘れそうな小話だね。
まあ、そう言われても反論できませんが、「後漢書」の方で覚えておいた方がよさそうです。中国の資料だと「遠走高飛」の出典は多くの場合「後漢書」になってます。
まあ、「後漢書」の方しか覚えられないよ。