今回は郢書燕説(えいしょえんせつ)です。
関係ない言葉を無理にこじつけて、それらしく説明すること。
こじつけ、ってするよね。
もとは、中国の戦国春秋時代の国の話で、楚の都、郢(えい)から来た「暗いから、ろうそくをもっと出して欲しい」(挙燭)と言う手紙をみた、燕(えん)国の偉い人が、明るい人(賢人)を募れ、という意味だと思って実行し、結局とっても上手く国が治まった、と言うお話です。
郢から来た書を燕で勘違いして良かったね、って話だ。しかも、言葉の意味は、こじつけること、なんだよね。
そうです、もとの故事と意味は違ってますから注意してください。
出典は「韓非子」でした。