今回は間不容髪(かんふようはつ)です。
すぐに、ということです。「間髪(かんはつ)を容れず」という言い方もします。
「かんぱつ」じゃないんだね。
そうです、髪の毛を挟む間も無い、ほど、ということです。
じゃあ、何だったら挟めると思う?
そんなに無理に挟まないでいいですよ、髪の毛さえ挟めない、って言いたいんですから。
元は、髪の毛を挟む猶予もないほど差し迫った事態、という様なイメージで使われました。
へー。
出典は「説苑(ぜいえん)」「文選」など出ている「上書諫呉王」でした。