今回は雅俗混交(がぞくこんこう)です。
上品で雅なことと下品で卑俗なものが混ざっていること。
使いどころがあるかな?こんなことある?
芸術とか文学になら使えるんじゃないでしょうか。
そっくりの言葉で雅俗折衷(がぞくせっちゅう)と言う文学用語があります、文語体と口語体が混ざった、文体で、井原西鶴などがさきがけで、明治時代に発達したんですが、この雅俗混交(がぞくこんこう)と雅俗折衷(がぞくせっちゅう)を類義語としている資料もけっこう有ります。
混交は、ごちゃ混ぜ、折衷は異なったものの、良いところを上手くひとつにまとめること、だから、似て無い気もするな。
かえるさんもそう思うんですよね、混交と折衷はいくらなんでも違いすぎますよね。
じゃあ、ちがうのかな。
でも、本人は折衷と思っても、他者からは混交に見えることはありえますよね。
だとしたら同じ対象に両方使えるのか。
これはもう、好みの問題だと思うんですよね。
言葉の、これが正しい、って難しいね。
本当にそう思います。雅俗折衷体、が嫌いな人は、あんなの雅俗混交だよ、って言う使い方も可能は可能ですよね。どこが折衷なんだ、って。
個人の感情も大きいよね、言葉は難しい。
出典はわかりません。