今回は雷騰雲奔(らいとううんぽん)です。
現れたと思ったら、すぐに消えてしまうこと、です。
なんか、カッコいいような、そうでもないような。
雷も、雲も現れたと思ったら消えてしまうでしょ。
まあ、雷にいつまでも残られても困るけどさ。
「騰」は、あがる、とか、のぼる、とか言う意味でしょ。
そうです、ピンと来ませんか?「跳躍」という様な意味もあります。
あー雷が跳躍する、なんか判った。ビカビカッって感じかな。
出典は柳宗元(りゅうそうげん)の「興州江運記」でした。