今回は霓裳羽衣(げいしょううい)です。
女性用の美しい薄絹で作った衣裳、唐の時代の玄宗皇帝が作らせた曲で「霓裳羽衣の曲(げいしょうういのきょく)」というのもあります。
いわゆる、仙女みたいなイメージの服だ。本物は見たこと無いけど。
そうですね、そういう感じです。
「霓裳(げいしょう)」って?
「霓(げい)」は「虹」のことです。ですから、虹の様な美しい服ということで「霓裳(げいしょう)」です。
まあ、書くことは一生無いと思うけど。文学で出てくるかもね。
出典は詩人の白居易(はくきょい)です。琵琶行という詩に「霓裳(げいしょう)」という言葉が出て来ますので、これだ、という説明と、その後の白居易の「長恨歌」だ、という説明があります。
どっちにしても「霓裳(げいしょう)」だけじゃダメじゃん。
「霓裳羽衣(げいしょううい)」としては出典は「長恨歌」と言って良いでしょう。まあ、この辺は好みですね。
どっちにしろ白居易なんだよね。