今回は青銭万選(せいせんばんせん)です。
大変素晴らしい文章のことです。
万選(ばんせん)が、いかにもそれっぽいけども。
青銭(せいせん)は、青銅の貨幣のことで他の貨幣に混ぜてもすぐに判る、何回選び直しても必ず判る、ことから「青銭万選(せいせんばんせん)」は、昔の中国の試験の科挙(かきょ)を何度受けても通る、という意味になりました。
科挙って超難関試験だよね、なるほど。
でも、試験なのに文章なの?
科挙は、国の問題などについての文章も含まれましたからね。
へー。
出典は「新唐書」でした。