今回は韋弦之佩(いげんのはい)です。
自らの性格を見直すために自らを戒めること、です。
いや、人には欠点はあるものだから。
もう諦めちゃうんですか。
この言葉は、柔らかい皮を身に付けて、自らの性格を柔らかくしようとしたことと、かたい弓の弦を身に付けて自らの性格の厳しさ、を戒めた話が元になっています。
そんなもの持って歩いても役に立たないじゃん。
自分の性格を強く自覚するために持って歩いていますので、しっかり思い出せば役に立つのです。
にわとりさんは、肉まんを持って歩くわ。
何を戒めるんですか?
美味しいからだよ。自分の性格なんて戒めないよ、戒めるもんですか。
そんなに強調されましても。
「韋」って何?
なめした柔らかい皮です。
「弦」は弓の弦か。
出典は「韓非子」でした。