今回は頌佳青陽(しょうかせいよう)です。
年始の挨拶に使う言葉です。美しい初春をたたえることです。
青い陽は、初春なの?
そうです、「青陽(せいよう)」は春の異名で、特に初春を指します。
アオダイショウ、って蛇は?春なの?
あれは、色が青っぽいからです。
春は青くないじゃないの。
中国の思想の「五行説」で、春は青なんです。「青春」って言うでしょ。
あー!そうなんだ。他のは聞いたこと無いけど。
朱夏(しゅか)、白秋(はくしゅう)、玄冬(げんとう)などですね。
五行だけど4つじゃん。
後は「土用(どよう)」です。
あー、うなぎの。
とにかく春は青いんだ。
そうです、そして「頌(しょう)」は、褒め称える、祝う、と言うような意味で、「佳(か)」は、うつくしい、めでたい、すぐれている、と言うような意味です。
素晴らしい春が来て良いことじゃ、ってことだね。