
今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。
今回は「風天小畜 象伝」です。

卦辞は「小畜亨 密雲不雨 自我西郊」しょうちくはとおる みつうんあめふらず わがせいこうよりす。
象伝では「象曰 風行天上 小畜 君子以懿文德」しょういわく かぜてんじょうをいくはしょうちく くんしもってぶんとくをよくす。
天の上に風が吹き、雲が集まり、雨を降らせようとしている、今はまだ雨は降らないけれどもその時が迫っている、ひとつ前の卦「水地比」でみんなで集まったので、蓄えられ、大きな力になろうとしている。
易の「雨」は恵みの雨、だから、みんなで集まった、その力を結集して力を伸ばしていくイメージ、なんだね。そして「雨」が降るにはまだやることがあるんだ。
そうです、「風天小畜」は亨る、けれども、「二爻」「五爻」の「中」は応じてません、そのためには努力が必要なのです。
そして「風天小畜」は「天の上の木」とも読めますね。すごく大きな大木と考えれば、育つのに時間がかかりますね。
そして卦辞の「小畜亨 密雲不雨 自我西郊」の「西郊」は西洋占星術で言う「ビナー」でもあり、中国の古代からの月の女神「西王母」のこととも言われます。





