
今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。
今回は「風火家人 象伝」です。

卦辞は「家人 利女貞」かじん じょのていによろし。
象伝では「象曰 風自火出 家人 君子以言有物 而行有恆」しょういわく かぜのひよりいずるはかじんなり くんしもってものあって おこないつねあり。
「風火家人」は上卦が「巽(そん、風・木)」で下卦が「離(り、火)」ですから、家の中に暖炉の火が燃えているようなイメージです。
木だから「家」か、なるほど。
「家」や「神殿」などは象徴的に人の体も意味します、その意味では「風火家人」は家の中、家庭内のイメージもありますが、個人の内面の様々な要素の葛藤を「家族」という比喩で表現しているともいえます。
そうなると、志に向かって内に秘めたる「火」と考えることもできます。
そうか、普通に家族や組織のイメージもあるけど、個人の内面的葛藤をどう統括していくか的な意味もあるんだね。
その意味では「情熱の火」「賢さの明るさ」の上に成長の象徴である「木」が育っていくイメージでもありますね。
「女の貞によろし」は「女性」って意味もあるけど「使命、やらないといけないこと」も意味するんだね。
