
今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。
今回は「風雷益 四爻 象伝」です。

「四爻」は「中行 告公從 利用為依遷國」ちゅうこうこうにつげてしたがわる よりてくにをうつすことをなすにもちうるによろし。
象伝では「象曰 告公從 以益志也」しょういわく こうにつげてしたがわるとは えきさんとするするのこころざしあるをもってするなり。
「風雷益 四爻」は尊位である「五爻」と比しています。ですから、誠意をもってバランス感覚のあることであれば聞いてもらえる可能性が高いことが感じられます。
なるほど。
さらに「初爻」に応じていますから積み上げてきた努力とのつながりも考えれば意見が通るイメージです。
言葉から考えるに「国替え」「都を移すことを進言する」イメージと、「自分の領地を変えてもらう」両方のイメージが成立します。
そういうことか。
さらにいえば、「質問」によっては、相手が、そういうことを考えて自分に「国替え」を進言してくる、「領地替え」を求めてくるイメージにもなります。
そうか、相手がどう考えているか、と占った場合ならそうなるのか。
さらに「風雷益」も「上卦」まで来ました、新しい展開です。
だから、自分にふさわしい領土、権力を求めるイメージもあるし、大事業を進言するイメージもあるのか。
「上卦の巽」は、大きな木、「下卦の震」は動く、ですから、家、都市の移動という意味も成立します。
都も「動く木」なんだ!
さらに「互卦」は「山地剥」ですから、「風雷益」には大きい方向転換の「山地剥」が含まれています。

下互卦は「坤」

上互卦は艮です。

風雷益互卦 山地剥
なるほど、コツコツ頑張って大きく変化するイメージなんだね。
