
今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。
今回は「風雷益 象伝」です。

卦辞は「益 利有攸往 利渉大川」えきは ゆくところあるによろし たいせんをわたるによろし。
象伝では「象曰 風雷 益 君子以見善則遷 有過則改」しょういわく ふうらいはえきなり くんしもってぜんをみればすなわちかえり あやまちあればすなわちあらたむ。
「巽:そん 木・風」が「震:しん 雷・動く」ですから「木」が動くと取れば、それは「舟」ですよね。
なるほどね!だから卦辞も「益 利有攸往 利渉大川」えきは ゆくところあるによろし たいせんをわたるによろし。なんだ!
そして「風」によってみんなを「動かす」と取ればリーダーのイメージもありますね。
おお!よくできているな。
そしてひとつ前の卦「山澤損」と違い「風雷益」は上から下に益してあげる、施しをあげるイメージです。
そして「卦」の内部骨格のようなイメージの「互卦」は「山地剥」です。

下互卦は「坤」

上互卦は艮です。

風雷益互卦 山地剥
下の為に頑張ることで生まれ変わっていくイメージだ。
ただ、山地剥は妬まれる、狙われるようなイメージもあるから調子に乗りすぎてもいけないイメージが浮かびます。
なるほどね。上から困っている人を助けているからと調子に乗ったら憎まれることもあるもんね。
