今回は鳶飛魚躍(えんぴぎょやく)です。
平和な世の中。天の摂理。自分の性分を生かし活躍し幸福になること。
玉の杯に金色の酒が満ちたっている、祖霊よ、幸福を授けてください、鳶は天を飛び、魚は深い淵から跳ね上がる、祖霊よ万年の幸福を授けてください。と言うような詩の中の言葉です。
玉の杯に、金の酒は平和な世の中をイメージするね。
そして鳶と魚は、あるべき場所で、生き生きとしている。そしてご先祖様に感謝し、末永い幸福を祈っている、と言うことですね。
こうやって考えるといろいろなイメージがわくね。
元が詩ですからね、こういう言葉の意味は、あまり決め付けるのもどうかと思いますよ。自分で感じたイメージも大切にしたいですね。
なるほど、それでいろいろな意味があるんだね。
出典は「詩経」でした。