今回は鴇羽之嗟(ほううのさ)です。
民衆が兵役に駆り出されてばかりで親孝行できないことを嘆く言葉です。
悲しいな。にわとりさん平和でもあんまりしてないけど。
この言葉は「詩経」の言葉ですが「鴇羽之嗟(ほううのさ)」とは出ていません、
詩の中に、野雁が木の枝に群がっている、という意味のことが書いてありまして、それが普通ではない状況を表しています。
それが戦争ばっかりと言うことを言いたいのか。
その悲しい雰囲気を「肅肅鴇羽」と言う言葉で野雁の羽音に託しています。
へー。
出典は「詩経」でした。