今回は麦穂両岐(ばくすいりょうき)です。
良い政治が行われている、豊作の前兆、です。
麦の穂が二股に分かれていることです。
麦が二股になって豊作なのは判るけど、政治は関係無いでしょ。
昔は、政治のトップ、王や皇帝の徳が無いと地震や天変地異が起こると思われていたんです。
むちゃくちゃやん。
むちゃくちゃだったんです。
と、言うことで、良い政治が行われていると、いい前兆が起こると信じられていたんです。
そんな理屈なんだ。
ですから地方の役人が中央におべっかを使う時は、鳳凰が現れた、とかデタラメを言うことは昔の中国では良くありました。
むちゃくちゃやん。
むちゃくちゃだったんです。
出典は「後漢書」でした。