今回は知足者富(たるをしるものはとむ)です。
満足を知っていれば、例え貧しいものでも、富めるものといえる。ってことだね。
でもさ、なんでも満足してたら、一生がんばらんぞ。
そうですよね、そこはバランスと状況ですよね。でも、物事がうまく行っていないとき、又は上手くいったあとに、この言葉はいいんじゃないでしょうか。
上手くいっていないときに、焦らない為。上手くいったあとに、おごらない為。ってことか。
こういう格言は、万能の言葉って無いと思うんです。むしろ、薬のように、状況によって選ぶものだと思うんです。
でも、この言葉を、かみしめていくと、自分はしあわせで、恵まれているのだから、もっとがんばってみよう。って発想もありますよ。
深いね。
出典は「老子」でした。