今回は実事求是(じつじきゅうぜ)です。
あ、知ってる。中国共産党の鄧小平さんの言葉でしょ。キチンと事実をみて、物事の本質を追求することだよね。
さすが、よく、ごぞんじですね。意味はそういうことです。
でも、もっと古い言葉です。中国の漢の時代の言葉で、学問のための学問ではなく、現実を良く見ようという考え方です。
そして、後の宋、明の時代の考え方が大変主観的だったので、客観的に本質を追求する考え方が、清の時代に流行した時もこの言葉が使われました。
良く判らないけど、歴史を感じるね。
出典は「漢書」でした。